ヨーク
1280馬力4発 速度480km/h
1941年から始まった本機の開発は、同じアブロ社のマンチェスター
やランカスターをベースにしていると言われている。
開発や改良の年式を見るに、マンチェスターをランカスターへ改良する
時とかなり重なっているので、その改良の情報をフィードバックして適
用されたのだろうと思える。 特にエンジンと主翼回りに。
元々は軍民両用に対応する形で生産されたが、戦争により輸送機不足が
懸念されるようになると、当然輸送機型の生産が優先された。
胴体はランカスターとはかけ離れた角形断面の胴体となり、機内容積は
ランカスターの倍にも及んだという。
この、胴体の断面形変更に伴い減少した安定性の確保の為、ランカスタ
ーのような双垂直尾翼に中央の垂直尾翼を足し、3枚尾翼となった。
第二次大戦中にはなかなか数が揃わず、VIP機や少数機による輸送に
あてがわれた程度だったが、1945年になってようやく完全な部隊編
成が仕上がり、後に10個飛行隊に行き渡った。
しかし、戦後には民間で運用された機体が多かったという。
試作機の1機がチャーチル専用機「アスカロン」になったり、後年の冷
戦期にはベルリン封鎖に対応した空輸作戦でも活躍した。
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