熊野古道小辺路街道

伯 母 子 岳

いにしえの熊野へ通じる道。熊野古道の中でも最も埋もれた

街道・・・・

熊野古道には、大辺路・中辺路・小辺路とありまして・・

・大辺路→大阪湾・紀伊水道から田辺を超えて勝浦・新宮までの海ルート

・中辺路→紀伊水道田辺からまっすぐ熊野へ抜ける水陸組み合わせたルート

・小辺路→高野山にお参りし、一挙に熊野本宮へ抜ける直線ルート

メジャーなのは中辺路ですが、健脚なら最短で参れた小辺路を利用される方もそこそこ居たようです。

数回伯母子岳に登らせて頂いてますが、全部無いのが残念です。

 

@平成14年6月

 

  この日、野迫川の村民として皆で良さを

 認識しようと登山に参加しました。

 

 さあ、これから上り。大変だ。

 

 

 伯母子岳の頂上手前から護摩壇山方向

 (東→西向き)

 遠くに護摩壇山が見えてます。

 

 

 

  伯母子峠から檜峠へ。道が崩れている。

 熊野古道がこれじゃあねぇ・・・

 

 

 

  萱小屋跡。もう微塵もない・・・

 

 

もうすぐ大股地区です。下りはこの付近が最も急。

 

A平成10年10月

  牛首峠付近

 

 山頂から開雲荘・牧場方向(北)

 

 

 在りし日の萱小屋。今は残骸もない・・・

 

 

B平成14年10月

 

  熊野古道研究で大変著名な宇江敏勝先生がこられる、と言う事で、

 青年の練習の合間に基礎体力(筋肉?)を付けるべく登らせて頂きました。

 山頂・伯母子峠を経て十津川村五百瀬まで抜ける、紅葉のいい街道でした。

 皆さんは前日高野山を起点として、大滝・水が峰・

 タイノ原を歩き、大股まで走破。村の民宿よしのや

 さんにて合流し、宿泊を共にさせて頂きました。

 朝は宇江先生と吉野先生が自然の講義。右から吉野さん、

 イラストレーターの西野さん、宇江先生、童話作家の松下さん、

 野迫川通で歴史も詳しい吉備町の岩倉さん、松煙墨職人の堀池さん

 

 

 

 民宿から大股まで送って頂き、8時に登りはじめる。

 大股からはいきなり急になるので大変です。

 

 

 

 

 檜峠にて。ここから夏虫山へ入るルートがあるのですが

 今は荒れて解らず。因みにここではドコモの携帯が辛う

 じて入るときがあります。この時点で10時前

 

 山頂。残念ながら霧の中でした。この時点で11時前

 皆さん慣れてるので早い早い・・・山頂で30分食事。

 

 伯母子峠を越え、十津川側の上西家跡。結構な茶屋の跡でした。

 もう高山帯?からそはやき要素なので花がありました。12:30

 

 十津川側の登り口=三田谷口。15:30でした。

 

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※

平成10年2月には「雪中登山」をさせて頂きました。

檜峠から伯母子寄り

この当時の駐在さんの仲間に連れて行って頂きました。

ひざまで雪で埋まるぅ・・でも峠での豚汁はメチャ美味かった♪

※※※※※※※※※※※※※※※

平成11年には「山の事を知らないと」と言う事で大峰山に登ってきました。

大峰山。

のぞきをしています。

恐怖ですけどね。

※※※※※※※※※※※※※※※

平成13年には小辺路街道の勉強会に参加させて頂きました

十津川村の皆さんと、講師として宇江先生が来られてまして、

貴重なお話を聞く事が出来ました。

朝にホテル昴へ集合。蕨尾で吊り橋を渡ります。

昔は渡し船だった模様。

一挙に果無集落へ抜ける、造林地帯を登る。今は車道があります

が昔はこの道しかなかった、とこの時よく拝聴しました。

果無を越え、峠までの途中、北側に重里の山頂や松柱の集落等が。

宇江先生に質問されてるのが「十津川鼓動の会(語り部)」会長です。

果無峠手前から北方向を望む。

一番遠くが伯母子・赤谷の山脈のようです。