ボーファイター



1590馬力2発 510km/h
哨戒機兼雷撃機であるボーフォートを改良した機体。
数多くの派生型が有り、第1世代に属する双発戦としては、
極めて多用途に運用できる多目的機だった。
英本土周辺では主に海上警戒に、太平洋戦線では哨戒にと
地味だが重要な役割を果たしている。
バトリ・オブ・ブリテンではレーダーを装備し、地上管制の
支援を受け、夜戦として大きな戦果をあげている。
おしなべて航続距離の短いイギリス機の中においては、比較的
長い航続距離。 単発に比して双発ゆえの積載能力の余裕。
単発機より二回り低い機動性も夜戦としては問題なかったと
思われる。 日本の屠龍などに似た流だが、こちらが遙かに
先輩格である。
太平洋戦線で戦った日本軍パイロットの記述に、「ダグラス
スカイロケット戦闘機と交戦」と言うのが出てきていたが
これは全て本機の誤認と思われる。
なぜなら、「スカイロケット」は形こそ似ているが実戦配備
されていないからである。 
それにしても、前方視界が良さそうです。

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