ボーフォート
1130馬力双発 速度436km/h
同じブリストル社のブレニム爆撃機を基本として設計された機体で
やや大型化し、元々は沿岸警備隊用の雷撃機として開発された。
ブレニムに使われていた構造材よりも軽量な構造材を使い、加工も
鍛造加工や押出加工を多用する等して軽量化を図っている。
また胴体や主翼といった主要部材を別々に生産できたため、当時の
オーストラリアなどの生産力が高くない地域での量産が容易だった。
1938年の初飛行から1年以上経ってようやく、エンジン過熱な
どの初期トラブルが解消し、正式採用となった。
爆弾や魚雷は胴体内に格納できるようになっており、空力的には工
夫されているものの、性能は一流とは言えなかった。
それでも、ヨーロッパの沿岸海域をはじめ、地中海や、オーストラ
リア方面、太平洋地域でも活躍した。
それなりに活躍をした機体だったものの、さらに後発の双発戦闘機
ボーファイターが現れると、ボーフォートは順次置き換えられてい
くが、戦争終盤まで配備の続いた機体もあった。
太平洋戦線では日本機に撃墜された機体も多かったが、日本の輸送
船団を攻撃した機体もあり、日本軍にとってはありがたくない機体
だった事は想像に難くない。
派生型を含めてイギリスで約1180機、オーストラリアで700
機ほどが1944年11月までに生産されている。
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