Hs126



850馬力 358km/h
1936年に初飛行した本機は、前任の偵察機He46に代わって
1938年から就役しだした。 パラソル配置式の主翼はいかにも
安定性が良く、下方視界良好の印象を与える。 
He46よりエンジンも強力で最高速度も大幅に上昇。
1939年のポーランド侵攻時には合計257機が前線で部隊配備
されており近距離偵察や地上部隊の直協機として、以後各戦線で
活躍した。
1942年頃からは敵戦闘機の跳梁により昼間行動は不可能となり
前線から姿を消していった。
しかし、短距離離着陸能力にも優れていたので、後継機のFw189
などが登場した後も連絡機や夜間攻撃機として運用された。
初期生産型のA型に続いて、エンジンを換装したB型が生産され、
それが生産の主力となり合計605機が生産された。


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