G55



1475馬力 630km/h
ドイツからライセンスされたDB605系エンジンを装備した
本格的な近代戦闘機で、イタリアの一級戦闘機の1つ。
武装は各種試験されたものの、20mm機関砲が標準となり、
しかも3門以上の重武装に加え、12.7mmまで付いている。
いかに航空戦が激しく、防弾を含む性能向上が顕著であるかが
伺える緒元であるが、それ以上に航空機、なかんずく戦闘機に
とってはエンジン性能が重要であるかがわかる。
これだけの戦闘機ではあるがなかなか生産ははかどらず、せっ
かく配備された少数の機体も戦果を上げるには遠い状態だった。
おかげでドイツ占領下で生産された機体の方が多く、また運用
したのはドイツのイタリア占領後にドイツに協力する、親ドイツ
派のイタリア空軍だった。 ドイツのエンジンを持って、イタリア
に生まれ、ドイツの為に戦った紆余曲折は、戦争と言うものが
政治の失敗の延長上にあると言う事を思い起こさせる。
大戦終了後も練習機兼用の戦闘機として生産され続け、少数機
ながら輸出にも成功している。

ウォーバード見出しに戻る