SM79
1000馬力3発 435km/h
元々、高速飛行用の民間機の覆面をかぶって設計され、試作機が
1934年に作られた。 折りしもスペイン内乱が勃発。
イタリア空軍もフランコ政権側で参戦し、本機も実戦をくぐり抜けた。
第二次大戦勃発後もイタリア空軍の主力爆撃機として運用されて
おり、各戦線で使用された。
デザイン上気になる、コクピット後部の「背中の膨らみ」は銃座で
軍用型のみにあるチャームポイントである。
航空魚雷を最大2発搭載できたというものの、低馬力3発には文字
通り荷が重過ぎる為、通常は1発のみを搭載した。
しかし雷装のおかげで地中海を航行する連合軍艦隊・船団には
大きな脅威となった。
イタリア休戦後も親ドイツ派の装備機として運用され続け、連合軍
攻撃に出撃している。
ドイツも本機に目を付け改良型を開発している。
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