BR20



1000馬力双発 430km/h
1936年産のイタリアの主力軽爆撃機。
1938年には日本陸軍もイ式重爆撃機(重爆!)として採用し
ノモンハン事変などで運用されたものの、本家イタリア空軍と
同じく「実戦性能不足」とされた。 日本でも97重爆の運用
開始とともに使用されなくなった。
初期型がスペイン内乱に投入された。 その戦訓を生かして
防弾の強化やエンジンの出力上昇が行われた。
またバトルオブブリテンにも投入されたものの、こちらは散々
な結果に終わっている。 やはり一部を羽布張り構造にして
いる機体では旧式の仲間入りの時期になっていたのか。
また、北アフリカや地中海、バルカン半島(ギリシャ)などでの
戦況が思わしくなくなく、戦力の終結をしなければならなく
なった為もあって、早々に西部ヨーロッパから姿を消した。
それでも休戦を経て終戦まで第二線機としての運用が続く。


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