初期の戦略爆撃
援護戦闘機も無く敵地深く侵入した為に、多くの機体が
被弾、撃墜される。 低空で侵入するB−24編隊に、
Me109の邀撃と防空砲火の弾幕が襲いかかる。
Me109の銃撃に被弾した機体は白煙と炎を引き、高
射砲の直撃を受けた機体は一瞬にして翼をもがれる。
300t以上の爆弾を投下したにも関わらず、与えた
被害は軽微で、受けた損害は重大だった。
この後、2度に渡る同様の作戦の結果、連合軍はやっと
プロエスティ油田地帯にとどめを刺せた。
ただし最後のミッションでは爆撃機ではなく、戦闘機が
使用されて大きな成果を納めている。
戦闘機による戦略爆撃もあり得ると言うことである。
初期の戦略爆撃は多くの場合が、こういった軍事的目標
物、地域に対して行われた。
そして、予想以上の小さな成果と大きな被害に攻撃側で
すらためらいを覚えている。
防衛網の完備された地域に、援護戦闘機無しで、昼間に
堂々と飛び込むのであるから当然の結果ではあるが・・
爆撃を敢行するB−24爆撃機
空襲下、多くの人間が命を失う。
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