郡山城址のさくら ( 2011年春 )
大和郡山の城跡の桜はすっかり有名になった。 各地から観光客が訪れる。
4月の初旬にお城祭りが開催されるが子供連れの家族や勤め帰りの花見の宴で
にぎやかだ。 早朝からカメラを引っさげて人の少ないときにシャッターチャンスを待つ。
2011年春は低温で桜の開花期間は長かった。散り初めの池がきれいだ。
油絵
アンディーの春 ( 95年春 )
春の秋篠川はまだ自然がいっぱいだ。 生え放題の雑草のあいだにわれもと
ばかりタンポポ、蓮華が咲き、菜の花が堤防ずたいに帯をなす。
わが愛犬アンディー君は鼻で穴を堀り足で土を掻く。 犬たちも自然が欲しいのだ。09年没。
飛火野の朝 ( 97年秋 )
日曜日の早朝 よく行くのが 奈良の飛火野だ。 新緑のころが一番だが早朝ならいつの季節でもよい。
すがすがしい朝の空気を吸いながら シカの群れに感謝する。 朝日の色合いがいつも違う。
カメラマンの宝の場所と時間だ。
油絵 波切漁港 ( 95年 夏 )
波切の大王崎灯台は学生時代に行ったことがある。 自然のなかの波打ち際は実に美しかった。
最近 久しぶりで訪れて愕然とした。 灯台も海辺の自然もすべてが破壊され観光商業化されていた。
ただ救われたのは漁港の昔ながらの風情であった。 相変わらず素人画家のポイントだ。