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平成25年4月1日より、やっとヒブワクチンが定期接種に組み入れられました。
生後2カ月齢のあかちゃんから5才未満児までが対象で無料で接種出来ます。
ヒブワクチンとはインフルエンザ菌b型に対するワクチンです。
インフルエンザ菌b型は人間への侵襲性が強く、乳幼児の髄膜炎の起炎菌のトップであり、その他呼吸困難を生じる急性喉頭蓋炎をおこします。
ペニシリンなどの抗菌剤が効くのですが、髄膜炎や急性喉頭蓋炎は急激に発症しますので、抗菌剤で発症を阻止することが出来ません。 よって、ワクチン接種をあらかじめ済ませておく事が必要になります。
インフルエンザ菌は小児の中耳炎の原因菌ですが、このワクチンでは中耳炎を予防することは出来ません。 一方、肺炎球菌ワクチンは肺炎球菌による中耳炎の70%位を予防することが出来ます。
この菌の感染も肺炎球菌同様乳幼児の段階で保育園など集団生活をする場合がほとんどとなります。 3才以上になるとこの菌に感染しても重篤になることは少ないようです。