薬のお話


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薬の値段は高いと思われますか?

医者で支払う金額の少なくとも半額以上は診察料と処方料などです。薬自体の値段はあまり高くないのです。

医者でもらう薬代には、処方料や調剤料が含まれています。さらに、処方箋をもらって調剤薬局で薬をもらう場合は、 医療機関では処方箋料がとられ、調剤薬局では調剤料が1日毎に(3日分だと調剤料×3)、水薬や粉薬をいくつか混合した場合には 調剤料の加算がされます。

薬だけでも、症状を聞いて医者が処方箋を書きますから、支払う値段はかわりません。場合によっては、 薬を出せないことがありますから必ず診察に来てください。

一方、薬局で売られている医者の処方箋がいらない薬(売薬)の値段は医院での同等の薬をもらって支払う金額とあまりかわりません。 薬自体はほとんど同じものなのにどうしてでしょうか?

医者でもらう薬は、厚生労働省が薬価を決めていて全国一律です。ところが、売薬はそれがありませんから 医者で支払う値段(診察料+処方料)に合わせて、近い値段で売られているのです。診察料や調剤料も加算されてないのですから、 もっと安く出来るはずだと思うのですが?

薬剤情報料というのがあります。これは調剤した薬に対して効能や副作用、飲み合わせの注意などを文章で渡したり、薬の手帳に貼り付けたりすると、 投薬料と同時に請求できる事に医療法で定められています。 いらない人は断ってもかまいません。2-30円支払いが安くなります。