*みずぼうそうとは*
水痘ウイルスの喉や結膜への飛沫感染です。うつってから水痘が出るまで、約2週間かかります。水をもった赤い発疹(水ぶくれ)が、顔、からだ、陰部に最初出てきます。1日くらいで手足、頭にひろがります。3-4日間、毎日新しい発疹が増えてきます。発疹はかゆみがあります。熱は水ぶくれが出るころより2-3日続くことがあります。平均して1週間でよくなります。
*治療*
かゆみ止めの塗り薬と飲み薬を使います。水痘ウイルスに効く抗生剤(保険適用ですが、少し高価です)があり、これを飲むと3-4日で治ります。水ぶくれが化膿した時は、化膿に効く抗生剤を使います。
*家庭で気をつけること*
かゆいですが、ひっかいてつぶさないようにしましょう。お風呂は、発疹がひどい時はやめておきましょう。シャワーはかまいません。食べ物は、口の中に口内炎ができ、しみますから、果汁、果物、からいものは避けましょう。
*いつから通園してよいか*
水ぶくれが全部かさぶたになったら、行ってもかまいません。約1週間です。抗生剤を飲むと、3‐4日で通学可能です。
*ワクチン*
水痘ワクチン(自費)を注射すれば、うつらないか、うつっても軽くすみます。
水痘の子と接触してから72時間以内にワクチンを注射すれば、予防できます。水痘に罹っていない大人も同様に予防できます。
他のワクチンは水痘が治ってから4週間経たないと接種出来ません。