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胃カメラ 間歇的陽圧吸入法 干渉吸引低周波 牽引 心電図(心電計)
スパイロメーター 単純レントゲン撮影 超音波断層診断装置
(エコー)
[腹部・心臓]
デジタル映像処理
レントゲン撮影装置
(FCR)
電子内視鏡
透視[胃・大腸] トレッドミル心電図 内視鏡 内視鏡電子スコープ 脳波検査
パルスオキシメーター ホットパック ホットマグナー ホルター心電図
(ホルター心電計)
麻酔器
螺旋CT マイクロウェーブ レントゲン ローリングベット
CT MRI SSP

レントゲン

放射線の一種であるレントゲン線を用いて行う検査、または放射線そのものの名称。
レントゲン線は身体透過性が高い。
レントゲン線源と感光フィルムとの間にヒトをおくことによって、身体各部のレントゲン線の透過度の違いを利用してフィルム上に透過像を得ることができる。
単純レントゲン撮影

造影剤を用いないレントゲン撮影の方法をいう。
デジタル映像処理レントゲン撮影装置(FCR)

感光フィルムに生じたレントゲン透過像をコンピューターを用いてデジタル処理することによって、より鮮明で微細な像を得る方法。
また、種々に条件を変えて同じ画像を処理することにより、一回のレントゲン照射だけで、撮影される部分の特性に応じた各種撮影条件を組み合わせた複数の画像を得ることができる。
また、一回のレントゲン照射量は通常の 5分の 1程度に減少する事ができる点で、多数の写真を組み合わせる造影検査などでは、患者に対する安全性がより高い撮影方法と言える。
骨写真、胸部写真、胸部断層撮影、各種造影剤を用いたレントゲン撮影時に威力を発揮する。
透視[胃・大腸]

陽性造影剤(バリウム)と陰性造影剤(空気)の二つを用いて、該当する部位の粘膜表面の微細な性状を写す技法。
わが国で開発された技術。

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超音波断層診断装置(エコー)[腹部・心臓]

透過映像を得るためにレントゲン線ではなく超音波を用いる方法。レントゲン線等の放射線と異なり、超音波暴露によてヒトに種々の障害を起こすことがないので、胎児等の様子を見る事も盛んに行われている。
各種臓器の特性に応じて様々な形状の探査子が開発され、現在では腹部・心臓に限らず、上記した産婦人科領域をはじめ、泌尿器科領域でも盛んに用いられている。
さらに、最近内視鏡の先端に探査子をおくことによって、内視鏡エコー等の検査も格段の進歩を遂げている。
心電図(心電計)

心臓の拍動に伴う電気的な心筋の動きを体表面から検出する検査。
これも内視鏡と組み合わせた食道心電図、心臓カテーテル検査と組み合わせた心内心電図マッピング等、技術の進歩が大きい分野である。
ホルター心電図(ホルター心電計)

カセットテープに24時間の心電図記録を記憶させ、これをコンピューターで処理する事によって、記録時間中におこった様々な心電図変化を自動的に検出する方法。
不整脈や狭心症の種類と程度、治療効果等を知る目的で行われる。
検査に対する身体的負荷が少なく、どこでもできる検査として有用性が高い。
CT

多数の放射線源を一定時間内に360度方向に回転させることによって得られる画像をコンピューターを用いて処理し、身体の一断面を示す画像に再構築する検査。通常横断面での画像が得られる。
初期には脳内の様子を見ることに限られていたが、その後全身のあらゆる部位をこの方法を用いて検査する事が可能となり、放射線診断に飛躍的進歩をもたらした。
尚、この技術を開発したアメリカの学者は、この業績を元にノーベル医学賞を受賞している。
螺旋CT

上記CTの放射線源を螺旋状に360度回転させることと、コンピューター処理ソフトの改善によって、横断面だけではなく、あらゆる断面、あるいは立体画像を得ることができる検査。脳外科、整形外科等の領域で手術術式の決定等に用いられている。
尚、この検査結果を用いて該当する部分の立体標本を作る事も可能である。

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内視鏡

ガラス繊維の束を用いる事によって光の直進性という欠点を補い、軟性な管の先に光源とカメラをおいても内部の様子を直接見ることができるようになった。
この技術を用いて、身体内部の主に管腔臓器(胃・十二指腸、大腸、胆管、膵管、喉頭・気管・気管支等)の内部の様子を検査する。
最近では技術の進歩によって内視鏡口径が飛躍的に細小化できた事から、上記以外に血管等の内部も見ることができるようになっている。
胃カメラ

内視鏡の事。
電子内視鏡

光源を高速で点滅制御された電子線源に変えることによって、より明るく鮮明に内視鏡画像を得ることができるようにした内視鏡検査の事。
内視鏡電子スコープ

電子内視鏡と同じ意味。
トレッドミル心電図

負荷心電図検査の一種、速度とスロープを自由に設定できる歩行器具上で患者を歩かせ、その間の心電図変化を掲示的に見る検査。
この方法以外に、負荷心電図には、自転車を用いたエルゴメーター、踏み箱型階段を用いたマスター二段階ステップ法等がある。

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MRI

核磁気共鳴検査という。核磁気に共鳴する身体各部の特性の差を利用してCTと同様の断層画像を得る検査の方法。
CTと異なり、横断面だけではなく、縦断面、前額面等の断層画像も見ることができる。
CTと組み合わせて行われるが、脳、脊髄等の部分に対する時に特に有用性が高い。
脳波検査

脳内の微細な電気的な活動を検出する検査。一定の間隔をおいて脳表面に微細な電極探査子を置き、覚醒、睡眠時、光刺激等によってどのような電気的変化が生じるかを見る。
α波とかβ波とかは、脳波波形による電気的刺激波形の名前。
CTとよく間違われるが、全く異なる検査。
スパイロメーター

喘息などの呼吸機能検査の一部。
俗に言う肺活量検査の事。
安静時呼吸、努力最大換気量等を測定する。
パルスオキシメーター

血中の酸素濃度を簡易に測定するもの。
呼吸不全に対して測定する。
麻酔器

緊急時の酸素吸入用。

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間歇的陽圧吸入法

マスクを当て、強制的に吸入療法をする装置。
気管支喘息の発作時に使用。
ローリングベット

機械による全身のもみとバイブレーションマッサージの装置。
干渉吸引低周波

吸引電極を用い、電気刺激によって痛みや凝りをやわらげる機械。
SSP

金属電極を用い、体表面を刺激し痛みや凝りをやわらげる装置。
ホットパック

電熱式加温治療器。疼痛に対する理学療法として患部に装着して使用する。

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ホットマグナー

磁力線温熱治療器。疼痛に対する理学療法として患部に装着して使用する。
マイクロウェーブ

理学療法の一つで、物理療法の中の電気療法の一つ。
マイクロ波(極超短波)を照射する温熱治療器。
牽引

腰、首をひっばることによって腰痛、肩こり等を治療する装置。

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