大和郡山市医師会広報指定席
ペットとは・・・
川本亮先生



    ここ数年でペットブームが定着し、ますますペットを飼う人が増えていますが、かくゆう私も動物は大好きです。今は雌猫を飼っていますが、彼女はとても心を癒してくれる大事な存在です。私は「ペットとは?」の質問の答えはズバリ相思相愛だと思います。愛して愛されて・・・。私達が自分のペットを可愛がって育てる分、ペット達も何らかの意志表示をして人間に伝えてくれます。ひょっとしたら、家にいる妻や子供達よりもペットの方がアイコンタクトを交わして通じ合っているなんてケースもあるかもしれません。  

実際彼女(雌猫)と知リ合って14年にもなると子供達よりも長い付き合いであり、毎朝決まった時間に、私が起きるまで顔の上に乗りかかってきては愛情を与えてくれます。最近では、ペットと宿泊できるホテルやペンション、ドッグカフェなども多く、自分のペットとの楽しい想い出が満喫できるようになりとても良い事だと思います。    

でも、ペットブームの影で無責任な飼い主の為に動物が捨てられたりする悲しい話もよく耳にします。ペットショップに行くと沢山のケースに動物が並んでいますが、売れなくて大きくなった動物達は何処に連れて行かれどうなるのかと、つい考えてしまいます。人間の生み出したブームの為に犠牲になる動物がいるのも事実です。

地球上では動物と人間が様々な生き方で生きていますが、やはり人間よりも動物の方が知能が低く賢くありません。だからこそ人間は、その知能の低い動物達の隙間をきちんと埋めてあげなくてはいけません。家で待っているペット達の目を見てアイコンタクトを交わしたり、体を優しく触ってあげたり話しかけたりするだけで、きっとペット達はその家に飼われた幸せを実感しているでしょう。   

我々が愛情を注げば注ぐほど彼らは私達に愛情を自然に与えてくれるとても美しい生き物です。だからペットの死を目の前にした時、人間は涙を流すのでしょう。そして涙と同時に感謝の気持ちでいっぱいになります。私は今まで3匹の犬を飼い、見送りましたが、そろそろ死期が近づきつつある彼女との残りの時間を有意義なものにしたいと、この文章を書きながら考えております。  


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