習い始めのころは、とにかく大きな声を出してストレス解消、ああすっきりしたという感じでしたが、月に1〜2回でも細々と続けるうちに少しずつ上達していくのがわかり、先生も褒めてくださるのでだんだん楽しくなって、気が付けば今年で10年になります。
イタリア古典歌曲からはじまり、今はモーツァルト、プッチーニ、ヴェルディなどのオペラアリアも練習しています。楽にきれいな声を出すには、腹式呼吸でおなかの底から息を自然に流し出すことが重要で、これを普通にしゃべるときにも意識すると、診察で長い時間しゃべっても疲れにくくなりました。また、気管・喉頭・咽頭だけでなく普段あまり動かさないような顔の筋肉を動かすので、一流のオペラ歌手は顔にシワができにくいらしいのですが、こちらの方はまだ修行が足りないせいか効果は認められません。