戦略爆撃機 1
戦略爆撃機の運用
特に第二次大戦中の戦略爆撃機は、その大量集中運用によって
大きな戦果をお納めるに至った。 圧倒的な物量である。
テニアン島の広大な飛行場を埋め尽くすB29の群。
これだけの4発機を300〜500機も同時に運用できるの
だから、唖然としてしまう他に何ができようか・・・。
防御力の強化
戦略爆撃機級の航空機には、多くの場合は強靱な防御性能が
施されていた。 防弾鋼板、防漏タンク、自動消火装置など。
しかし、戦術面(運用面)での強化もあった。
編隊飛行時の機数を増加させることで、編隊としての防御火網を
強化し、敵機を近付けないようにするのだ。
画像は8機しか写っていないが、12機編隊が基本となっている。
日本爆撃の際、初めは4機編隊を組んでいたB29も、指揮官が
ハンセルからルメイに代わった時に12機編隊を組むようになった。
次項
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