水平社博物館-人権ふるさとマップ


水平社を生み出した柏原を、映像とコンピュータグラフィックによるマップで紹介します。


人権ふるさとマップ

 奈良県御所市柏原、毎年、春になると桐の花で美しく彩られるこの村は、全国水平社発祥の地として知られています。差別からの解放を願う被差別部落の人びとが、自らの力で立ち上がり、団結し、闘っていく決意で結成した水平社の運動は、この村で生まれ、その後、燎原の火の如く全国に広まっていきました。
 柏原の地で生まれ、水平社創立へ向けて奔走した阪本清一郎、西光万吉、駒井喜作は後に「柏原の三青年」と呼ばれ、この3人の他にも、柏原とその周辺地域は、水平社運動に関わる多くの人材を生み出しました。
 水平社の前身となった村の親睦団体、「燕会」を結成した柏原の青年たちは、全国水平社創立に向けて、活動を開始しました。
 では、水平社運動が生み出された、当時の過酷な状況を振り返り、水平社創立にかけた人びとの崇高な精神にふれてみましょう。
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ビデオコーナー(1F)

ビデオコーナー(1F)では全国水平社の活動家6人を紹介しています。

○ 部落解放の理論的指導者 朝田善之助(京都府出身)
○ 雄弁なる組織者 泉野利喜蔵(大阪府出身)
○ 全国水平社総本部を守り抜いて 井元麟之(福岡県出身)
○ 抵抗と反骨の生涯 北原泰作(岐阜県出身)
○ 大衆運動の牽引者 松田喜一(大阪府出身)
○ 解放の父 松本治一郎(福岡県出身)


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