アジア太平洋地域ユネスコ記憶遺産登録
「水平社と衡平社 国境を越えた被差別民衆連帯の記録」
水平社は1922年に日本で、衡平社は水平社創立に影響を受け1923年に当時、日本による植民地下の朝鮮で、それぞれの被差別民を中心に創立された。両社は1924年から提携を開始し、お互いの大会で人的交流を図り、祝辞・祝電を送り合った。 日本の被差別民・部落民と朝鮮の被差別民・白丁(ペクチョン)に対する厳しい差別の中示された登録推薦資料は、人類の普遍的原理である人権、自由、平等、博愛、民主主義を基調とした記録で、アジア太平洋地域ユネスコ記憶遺産に相応しい記録である。
資料一覧
@ 第3回全国水平社大会協議会提出議案(1924年3月)
A 米田富手帳(1924年)
B 米田富名刺(水平社同人 京都市上京区鷹野北町 全国水平社連盟本部)
C 「衡平社趣意書」(大島水平社機関誌『火箭』第1号、全国統一社、1929年1月)
D 猪原久重名刺
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