
歩ける人はトイレへ行きましょう(また連れて行ってあげましょう)。
それができなくなった場合は、ポータブルトイレ、尿器、便器やおむつを状態に合わせて使います。
- 自分でトイレに行く

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- 排泄はできるだけ自分でするのが自立の基本です。
お年寄りにとっては自分でトイレに行けるということは大きな心の励みとなります。自分でやろうとする意欲は、病気を回復させたり、ボケを防止したりします。又一連の動作を行うことはリハビリにもなります。
- ポータブルトイレへの移動

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- 上体が起こせればポータブルトイレが使用できます。
用便が近くてトイレに間に合わない場合や、お年寄りが疲れている場合、歩いてトイレに行けない場合、介護者が疲れたときなど、ベットの側に置いて使うと便利です。
また、お年寄りがベットの側にポータブルトイレを置くのを嫌がる時は部屋の隅や、置きよい所を考えます。
- おむつの当て方、替え方

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- 便秘への対応

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- ふつうの生活をしていながら毎日排便がみられず、便が大腸内に長く停滞して水分がどんどん吸収されてしまうと、非常にかたくなって排便に際して困難を生じます。
排便にはその人のリズムがあるので、一概には言えませんが、通常は3日間ぐらい便通がなければ下剤や浣腸などではっきりさせた方が良いでしょう。
しかし、それでも出ない場合はかたくなった便が直腸にぎっしり詰まっている可能性が強いので、摘便が必要になります。
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*イラストは西原修造著「家庭介護のすべて」日本医療企画出版、
日本放送協会編「おとしよりの在宅ケア」日本放送出版協会発行より引用
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